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Last modified 2007/05/05
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黒柿のワインオープナー(2006)製作工程

(以下の手順は、本来の道具の使い方と異なる部分もあります。実施の際は個人の責任で安全に充分注意を払ってください。
また完成品の性能・耐久性についても検証できていませんので注意ください。)


■ポケットのフライス加工:
東急ハンズで購入した黒柿の端材を使います。 黒柿は樹木の名称ではなく、柿の木が齢を重ねると内部の金属や微生物の影響によって、 稀に現出する黒い模様を持った材としての呼び方です。 希少性が高いため古来から食器、茶道具など広く工芸に使われてきたおなじみの銘木。柿は硬度が高く以前ゴルフのドライバーヘッドとして 使われてきたのは有名。その際乱伐されたのも資源不足の要因と言われています。
写真は、ワインオープナーの金具を位置決めするポケット形状をフライスで加工している工程です。

■形状加工:
形状加工です。握りやすい形状をナイフで形成します。曲面を形成すると黒柿特有の模様が複雑に現れてきます。



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