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Last modified 2007/05/05
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チタンと紫檀(シタン)のボールペン(2005)製作工程

■材料準備:
今回は趣を変えるため赤い色の紫檀を使う。マメ科の広葉樹。産地によって名前が異なる。 ブラジル産のブラジリアンローズウッド、中米産のココボロ、 東南アジア産のイーストインディアンローズウッド。タイ産の本紫檀。など。 この板は山根木材の木切れ市場で見つけた端材(?)のため産地は不明。 本来のローズウッドとして知られるブラジリアンローズウッドは絶滅危惧種に指定され輸出入は禁止。その他原産国各国も輸出制限をしているとかで 近い将来入手は困難になると言われている。大事に使いましょう。

■ノコでカット:
カットするとローズウッドの由来のバラの様な香りがたつ。

■引き回し鋸:
非常に硬いのでとてもカットが難しいが、目が荒い引回し鋸でカットするとやや効率的に切れる。 ※引回し鋸・・本来は板を曲線状に切ったりする鋸。

■フライスで6面加工:
フライスで6面加工。削りが多くてややもったいない。

■切り出し完了:
軸部分とキャップ部分を準備。

■比重の確認:
比重は推定1.02。このように水に沈む。持った感じは重厚でとても良い。

■構造部部品加工完了:


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