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靴型ペンケース(2013)製作工程![]() 紙粘土で型を製作します。 手で成形後、サンドペーパーで形を整えます。 マスキングテープを極力皺にならないように張ります。 狙いのデザインをイメージしながら、パーツの縫い目を描きます。 2で描いた線の上にカッターで切れ目を入れ、破かないように一つずつはがします。 外した型紙を紙に張り、それぞれに縫い代を加えて描きます。 部品の重なり部は5mm。靴底部分は大目に20mmを加えています。 型紙を使い革を裁断します。 今回は柔らかい仕上がりを狙い、革は手触りのいいイタリア製のブルガノ。薄めの肉厚1mmを使用しています。 ファスナーと革を縫います。縫い方は革と同様です。 縫い代は5mm設けましたので、ステッチは端面から2.5mmとします。 つま先部分は曲率が小さいために形状を出すのが難しいです。 ここでは、このパーツをどっぷり水に浸し水分を含んだ状態で型に合うように指で形成します。 革は水を含むことで伸びやすく形が残りやすくなります。形成後は革が固くならないように オイルを十分擦り込んでおきます。 接合した部品も型に押し当て形状を整えます。 立体部分は型に押し当てたまま、菱目打ちで穴を加工します。 靴の製作と同様にアッパーをまず完成させます。 へらなどで押しながら、アッパーと靴型の端面が合うように形を出し、 縫い代を5mm程度残し外周を切り落とします。 底に使う厚めの革に接着し、外周を合わせて切り落とします。 アッパーと靴底の合わせ部分を縫い完成です。 |
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