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Last modified 2007/05/05 |
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アメリカンオイルレザーの小銭入れ(2008)製作工程(以下の手順は、本来の道具の使い方と異なる部分もあります。実施の際は個人の責任で安全に充分注意を払ってください。)![]() JW-CADを使って設計します。 実寸で印刷してそのまま紙での試作や型紙に使います。 ![]() 設計後初めての製作の場合は一旦紙で試作を行います。革の厚さをイメージしながら必要に応じ設計変更を行い設計を修正します。 ![]() 材料を調達します。今回はオイルレザーを使います。 オイルレザーはオイルを染み込ませたタンニンなめしの牛ヌメ革です。 厚さは1.2mm。 ブルーは豚のスエードで、内張りに使います。 ![]() 上記図面を実寸で印刷し、ケガキ針を使って革にけがいていきます。曲線は点々で線を描いていきます。 ![]() 革包丁で裁断します。 ![]() ![]() スエードを本体に貼り付けます。 組み立ては縫う前に接着剤で仮に組み立てます。 ここでは扱い易いので木工ボンドを使っていますが、耐水性を考慮すると溶剤系の接着剤のほうが良いです。 ![]() 他のパーツも組み立てます。縫い代が3mmなので、糊しろは5mm程度で接着していきます。 ![]() ステッチする部分にステッチンググルーバで溝加工します。薄い革や柔らかい革の場合は削り取らずに 線を付けるネジ稔を使います。 ![]() ひし目打ちで穴を開けていきますが、やはり音が気になるので、主にパンチを使っています。 ![]() 専用の塗料(商品名:コーバー)でコバを着色します。組み立ててしまうと塗りにくい部分は 組む前に塗ります。綿棒を使っています。 ![]() 糸の両端に針を使う平縫いで縫います。ステッチを強調するため糸は太目の16番手です。 ![]() 組み立て完了で、コバに着色し磨きます。 ![]() |
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